2020年 07月 13日
キマダラルリツバメ |
27日はオオムラサキの撮影は早めに切り上げて、次の場所へと移動した。
毎年、この時期に撮影しておきたいキマダラルリツバメのポイントの確保のためだが、テリハリ時間は午後3時過ぎなので、それまでテリハリポイント周辺を探ってみることにした。
ほどなくして、下草に止まる1頭のキマルリを運よく見つけることができた。
4つの尾状突起が揃った、新鮮そうな♂である。
強い日差しの中でも不活発で、飛んでもまたすぐ近くの草に止まる。
何とか開翅してくれないかと待つこと40分。
やっと開翅し始めたものの、全開翅することなく樹上へと飛び上がってしまった。
新鮮な♂だっただけに、もう少し良い角度で撮りたかったが、残念である。
このすぐ後にももう1頭のキマルリを発見。
こちらは開翅することなく、飛び去った。
テリハリは、3時半頃より始まり、時には2頭が卍する姿が見られたが、残念ながら撮影できたのはややスレた個体。
しかも、採集者が近づいてきて、ポイント内に飛んできた個体を次々と採集してしまい、4時頃には全く姿を見なくなってしまった。
何とも後味の悪い終わり方である。
2020.6.27
by shizen_jin
| 2020-07-13 22:43
| 蝶(シジミチョウ科)
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