2017年 08月 09日
ゴマシジミ |
7月末に発生が確認できなかったゴマシジミ、1週間後に再度同場所を訪れてみた。
活動前の開翅狙いで早めに到着したものの、今年はススキが背丈ほどに生い茂り、ルッキングで探すのは無理。
ポイントに陽が差し、気温が上がると数頭のゴマシジミが草地上を飛び始めたが、こうなると開翅写真を撮るのは難しくなる。
やっとススキの葉にとまっても、開翅することなく、飛び上がってしまう。
草原の中に止まった個体を探すと、萩の花で吸蜜していることも多い。
やっと開翅した個体も目の高さより高い位置。
これが精いっぱい。
ワレモコウで吸蜜中に一瞬半開翅した個体。
何とかフレーム内に入った飛翔個体。
ここの個体は翅表が青いのが特徴。
ここではゴマシジミはごく狭い範囲に生息し、毎年見られる個体数はせいぜい数頭。
長野県ではゴマシジミが採集禁止になったものの、このままでは環境の悪化によりいなくなってしまわないか、非常に心配である。
2017.8.5 長野県
by shizen_jin
| 2017-08-09 22:29
| 蝶(シジミチョウ科)
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